プレビーム橋設計計算・プログラムについて
プログラムの概要
本プログラムは、プレビーム合成桁橋のRC床版の設計、構造解析、主桁断面計算、横桁設計、その他部材の設計・照査までを一括で行なう無料の設計計算ツールです。
本プログラムでは、基本条件を入力すればプログラム内部で各種データを自動設定しますので、初期値の検討作業の省力化が可能です。ここで、自動設定されたデータは設計者の判断で任意に変更することが可能です。また、計算結果に対するチェック機能がありますので、照査漏れを防ぐことができます。
本プログラムは、設計計算のみに対応し、図面・数量には対応していません。
プログラムの適用範囲
支間数 | 径間 ~ 5径間(連続桁) |
1支間長 | 15.000m~60.000m |
主桁本数 | 2本 ~ 30本 |
斜角 | 右60° ~ 90°~ 左60° |
活荷重 | A活荷重、B活荷重、群集荷重(歩道橋は対象外) |
主桁配置 | 主桁が平行かつ、斜角が各横桁で一定(枝桁は考慮できません) |
連結数 | 0箇所~4箇所(プレビーム部材内) |
桁形状 | 等高桁、変断面桁(任意入力可能:600mm~2100mm) |
プログラムの計算項目
- 設計断面位置・主桁本数・主桁間隔・主桁形状・横桁本数・横桁幅の自動設定
- 床版の設計
- 荷重強度の算出
- 合成前荷重による断面力、変位および反力の算出(平面骨組解析)
- 合成後荷重による断面力、変位および反力の算出(平面格子解析)
- 断面力、支承反力および下部工設計用反力の集計
- 曲げモーメント図およびせん断力図の作成
- 計算主桁の自動選定
- 主桁の断面計算
- 主桁作用と床版作用を同時に考慮した場合の応力度照査
- 細目計算条件の自動設定
- 横倒れ座屈の検討
- 降伏点に対する安全度の照査
- 中間支点部合成応力の照査
- 部材の設計・照査(補剛材の設計および腹板厚の照査)
- カバープレートの計算
- ジベルの設計
- 主桁の連結
- 活荷重たわみの計算
- 疲労照査
- 製作そりの計算
- 分割工法の検討
- 横桁の設計
- 落橋防止装置等による曲げ、押し抜きに対する支点上横桁幅の照査
- 主桁仮定剛度と実剛度の比較
動作環境
CPU | Core2 Duo以上を推奨 |
ハードディス | 40MB以上の空き容量 |
ディスプレイ | 1024×768ドット以上が表示可能なもの |
メモリ | 256MB以上 |
プリンタ | 日本語Microsoft Windowsで使用可能なもの |
OS | Microsoft Windows XP Home Edition/Professional Microsoft Windows Vista Microsoft Windows 7 Microsoft Windows 8 Microsoft Windows 10 Microsoft Windows 11 |
- 必要メモリ、ハードディスク容量はシステム環境によって異なる場合があります。
- 記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
- 記載の仕様は、改良のため予告なく変更することがあります。
設計計算プログラムの無料ダウンロード
プレビーム橋設計計算プログラム Ver3.21 (2024.07)
(平成29年道示対応版)
※新道示対応版の標準設計データを更新中のため、自動桁本数設定に誤差が発生しており、
手動にて、下フランジサイズ・桁本数の調整をお願いします。
お問い合わせ、概略設計のご依頼
プレビーム振興会では概略検討のご依頼も無料で承っています。
下記のお問い合わせから支間、幅員、桁高等を連絡頂ければ概略検討を行います。
- 北海道・関東地域 事務局 Tel. 03-3915-5394
- 東北地域 東北支部 Tel. 022-266-8887
- 東海地域 中部支部 Tel. 052-223-8211
- 北陸地域 北陸支部 Tel. 0763-22-6669
- 関西・中国・四国地域 関西支部 Tel. 06-6532-4174
- 九州・沖縄地域 九州支部 Tel. 092-431-7345