プレビーム合成桁は、鋼桁の上下フランジがそれぞれ床版コンクリート、下フランジコンクリート内に配置されます。そのため、鋼桁の板厚を大きくするとコンクリート打設時の充填性が悪化し(特に下フランジコンクリート継手部)品質に大きな影響を及ぼします。また、板厚が厚いと継手に使用するボルト本数が12列以上になることも想定されます。上記を踏まえプレビーム合成桁の鋼桁フランジの板厚は過去の実績より50mm以下を標準としています。